菊姫 純米吟醸 東籬

本日紹介する日本酒は昨年11月に発売された
菊姫 純米吟醸 東籬(とうり)です。

 

ラベルの裏には
采菊東籬下 悠然見南山
さいきくとうりのした ゆうぜんとしてなんざんをみる(読み)
これは漢詩でしょうか?
調べてみると中国の東晋時代の詩人 自然とともに
生きる生活を愛した陶淵明の詩で

東の垣根の下で菊を摘み南の山を見ると心がゆったりとする
要するに多忙な日常から離れ自然の中で静かに過ごすことによって
安らぎやまさに無為自然(むいしぜん)の境地を表しています。

またラベルには穏やかな芳香とソフトな旨味、口中が悠然とした
味わいに包まれる純米吟醸酒と書かれてあります。

ところで実は菊姫さんの純米吟醸はこの東籬が初めてらしいです。
え、初の純米吟醸ってすごくないすか?ていうか
これまでに(創業約100年)純米吟醸のお酒を手掛けられなかったことが
意外でした。とはいえ、この第一作の純米吟醸で非日常を
味わっていただければと思います。

720ml ¥2750(税込)