7/14(日)当店店内で福幸祭(ふっこうさい)を開催しました。
30年ぶりに看板をリニューアルしました。切れかけたネオンサインから一枚の絵に生まれ変わりました。ボトルの形といい、教会の背景といいブルゴーニュの豊穣な大地を描いているように見えますね。
10:00~15:00のイベントですが11:00~と13:00~は白山市の吉田酒造店会長、吉田隆一氏による酒蔵トークショーを行いました。
その他にもイベントは4つありました。それでは1つづつ見ていきましょう。
まずは最初のイベントです。これは
パンとワインの試飲コーナー。ワインは赤ワインと白ワインを用意しました。赤ワインはシャトー・オクレ、白ワインはラ・フォルジュ・エステイト
ゲヴュルツトラミネールです。オクレと言っても吉本新喜劇のこんにちはーとかあほーとか言う芸人じゃないですよ。暑かったせいか白ワインの方がよく飲まれている感じがしました。ゲヴュルツトラミネールはドイツやアルザスの品種ですが少し甘味のある品種でこれが夏の疲労回復に効果的だとか。パンの方も人気がありすぐ売り切れになりました。
次は先ほどご紹介しました吉田酒造会長によるトークイベント。11:00と13:00の2部構成ですがそれぞれ最初はBirth of SakeのDVDを観てもらいました。これは2016年に21美
(金沢21世紀美術館)で公開されたものです。映画監督Eric Shiraiさんによる手取川の醸造元(株)吉田酒造店の蔵人さんの3年に及ぶ活動を追ったドキュメンタリー映画です。
その後吉田会長が今年元日の能登地震で被災した蔵元さんを救出するための取り組みについて述べられました。県内の酒蔵は34ありますがそのうち能登の酒蔵は11あるそうです。被災した酒蔵をサポートするために発酵途中の残っている酒や醪(もろみ)などの原材料を引き取って吉田さんのところで発酵・瓶詰めを行ったそうです。被災した酒蔵が市場から姿を消さないように。この取り組みは東日本大震災以来だそうです。
しかしちゃんとこの日のプレゼンのために
データを集めてしっかり分析、さすがだと思いました。
今回登場したお酒です。
吉田蔵U モダン山廃 微発泡 13度
低アルコールなので日本酒というよりもこれはもはやシャンパンに近いですね。最初口当たりはフレッシュですがあとから旨味成分が感じられます。これは酵母の発酵を13度で止めるので酵母に余裕を持たせることができ、酵母が死なず雑味にならないからです。
3つめのイベントはワインのオークションでした。ワインは応募してくれた方に行きました。
4つめのイベントは駄菓子の袋詰め大会でした。1回¥100、40人くらいがチャレンジしてくれました。
最後のイベントはガラポン抽選会です。特賞、1等、2等、3等、4等、5等からなり特賞は米30㎏、1等は缶ビール1ケース、2等は缶チューハイ1ケース、3等は清涼飲料水500ml5本、4等はロゼスパークリングワイン、5等は見本缶チューハイ1本でした。このイベントはお客様はもちろんのこと主催者側も興奮し、大いに盛り上がりました。米30㎏はとてもお世話になっている方が当てました。また4等のロゼスパークリングワインも日頃からよくお世話になっているご夫婦さんが当てました。おめでとうございます!勝利の美酒に酔いしれてください。
というわけで30年ぶりのイベントは想定外の大反響となりました。このイベントが開催できたのも一重に当店を支えてくださっているみなさまのおかげだと思います。それではまた次回のイベントが開催できるよう精一杯がんばりますのでよろしくお願いいたします。
有限会社西田酒店 取締役 西田 稚啓
生年月日 1978年 6月 19日 A型
経歴
・金沢経済大学(現 金沢星稜大学) 経済学部 商学科卒
・金沢福祉専門学校 介護福祉士科卒
2005年より有限会社西田酒店勤務
【 主な仕事 】
レジ 配達 仕入 ワインと地酒のセレクトショップNISHIDA Web担当
【 趣味 】
マラソン(自己ベストは4時間26分)最近足腰が痛くなり走れません(◞‸◟)
クラシック音楽 S .プロコフィエフ(1891~1953)よく聴きます。
最近C.ドビュッシー(1862~1918)のピアノ曲にはまりました。
第1アラベスクと月の光を練習しています。
フリーセル(ソリティアともいわれているカードゲーム)