イエーガーマイスターと長野の音楽祭

みなさんこんにちは。いつもお世話になっております。
西田酒店4代目の西田稚啓(のりひろ)です。

先月末ごろ長野県を訪れてまいりました。

写真右:新幹線の車中で飲んだタリーズブラックがお気に入りです。

写真中央:お客様のことを常に考えて作られたというこの本に感動しました。

旧松本市文化会館 現在のキッセイ文化ホールに着きました。実は長野県を訪れるのは約10年ぶり、そしてこの文化ホールに入るのは今回が初めてです。本日はここでオーケストラの公演がありました。

こちらは開演30分前の様子です。残念ながら1階席が取れず2階席からの観覧となりましたが今は亡き小澤征爾さんもあの赤い壇上で指揮をされたんだなあと思うと感慨深いです。
そして右側のハープ3台と奥のティンパニ奏者に目がいくと思いますが特にこのティンパニ奏者の方の存在感がすごかった。よく見るとティンパニの右側に椅子がありますよね。この椅子はなかなか出番が来ない時に座るものなのですがスタート10分前に奏者がホールに現れるやいなや、すぐに椅子に座ろうとするもんだからそれだけで会場から笑いが起こりました(笑)。ティンパニも4台あってデカいのですがこの奏者もデカかった。しかも一番ポジションが奥。結局最後まで目が離せませんでした(笑)。

今回の演目はブルックナー交響曲第8番(ハース版) 指揮はフランソワ・グザヴィエ=ロトさん 管弦楽はサイトウ・キネン・オーケストラです。ちなみにロトさんはドラクエの勇者ロトとはまったく関係ありません。演奏についての細かい感想は割愛しますが結果として80分休憩なしの大熱演でした。

コンサート会場前では楽団のグッズも販売されていて思わず買ってしまいました。

それにしてもアントン・ブルックナー(1824~1896)といえば一般にはまだあまり知られていない作曲家かもしれません。生涯を交響曲に費やし、教会のすぐれたオルガニストでもあり、敬虔なクリスチャン(ローマ・カトリック)としても知られています。第8交響曲の演奏時間は約80分ですが彼の他の交響曲も1時間超えがほとんど。長い 重い 暗いとどうしても敬遠されがちなイメージもあるかもしれませんが信州の高い山の峰々や、連峰を見ているとなぜかブルックナーの音楽が聞こえてくるかのようでした。特に聖高原のあたりなんてまさにそんな雰囲気です。

そして聖高原といえば野生の鹿がいたりします。人間にも聖人と呼ばれる偉大な人物がいますが鹿にも聖獣という言葉が似合いますね。というわけで本日はこんなお酒をご紹介します。

イエーガーマイスター

容量:700ml

アルコール度数:35度

価格:¥2290(税込)

ボトルの下部にselected 56 botanicals と書かれています。言うまでもなく
56種類の選りすぐりのハーブが使用されているリキュールです。また
matured in oak はおそらくオーク樽に漬け込んだという意味でしょう。

そしてよく見るとなんと側面にも独特の書体でドイツ語が書かれています。

Das ist Joagers Ehrenschild,bass er beschoutzt und begt sein Wild,weissmoannisch jagt,we sich’s gehoert,ben Schoepger im Besthoepfe ehrt.

一応ドイツ語かじったことあるので読み方だけはわかるのですが意味はほとんどわからず。そこで生成AIに聞いてみたところこんな訳が出てきました。

「これぞ猟師の誉れの盾。野生の獣を保護し慈しみ、心得にかなった正しい狩りを行い、造物主をその被造物の中に讃えること」

特に最後の造物主をその被造物の中に讃えること がすばらしいですね。主を神に、物を生命に置き換えればすべての生命の中に神が宿るという意味に通じます。
もう一度ボトルの写真を見てみると鹿の頭上に十字架が描かれています。まさに聖獣のシンボルですね。

長野県・信州もまた古くから薬草が採れることで有名で胃腸薬や薬用酒が誕生しています。こうした土地柄はドイツのイエーガーマイスターの背景ともどこか相通じるものがあるなあと感じた旅でした。

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

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