2018年6月のマダム櫻子ワイン教室で最後(7番目)にテイスティングしたワインです。

シャトー・ギローは1855年ソーテルヌ格付け。
第一級シャトーの中で、唯一有機認定を取得。100%オーガニック!

厳しい選果を行い、完熟果実の収穫を心がけ、プランティー氏によって目覚しく発展
自然への尊敬と環境への配慮を大切にするシャトー

シャトー・ギロー2011

シャトー・ギロー2011

参加者のTOさんのコメント

今日はこのワインを飲むためにきたソーテルヌの貴腐ワイン
甘く深くて香ばしく長い余韻
知り得る限りのどんな甘いものよりエレガントであります

と素敵なコメントをいただきました。
おっしゃる通り甘さが深く長い余韻。
〆にピッタリのワインです。
ブルーチーズと干しぶどうを併せたものにピッタンコ。

◎ここで貴腐ワインの説明をします。
貴腐ワインとは、ぶどうが完熟し(枝にまだある時・畑で摘み取られる前)すべての気象条件がうまく揃ったときに、ぶどうの粒にボトりティスシネレア菌が付き、果実の水分のみを蒸発させ、干しぶどうのような状態になり、糖度と酸味のみが残されます。

およそ1本のワイン(750ML)を作るのに必要なぶどうの量は1K。一粒の果実の水分が3分の2としても通常のぶどうの3倍以上が必要となります。

とてもコストの高いワインになるのですが、豊かな酸と、豊かな甘味により長期熟成が可能でなおかつ、味わいのグレードが計り知れないくらい高くなります。

ただ甘いワインではなく、酸味にしっかりと支えられ、心地よい飲み口と、熟成により生ずる得難いエレガンスを感じとれるからです。

なかなか得難いワインの1本でもあります。

食後酒として食事のあとにお飲み頂く場合は、季節の果物、今ならば富有柿、あるいはりんごのタルトまたはチーズとはちみつ、などで合わせていただくと甘さの苦手な方でもすっきりとお飲みいただけます。(ワインの香りの中にはちみつのような香りもあるのでワインの持っているものと共通項を探してあわせるのがベター)果物や、ケーキの甘さとワインの甘さが出会った時に不思議とそれらの甘みが、消えたように感じます。何となればワインの甘さの裏側に控えていた酸味が前面に現れ、スッキリといた飲み口となるからです。この不思議な経験をなさるのも面白いと思いますよ。