あめ色に熟成したボルドーヴィンテージの貴腐ワイン
貴腐ワインとは、ぶどうが完熟し(枝にまだある時・畑で摘み取られる前)すべての気象条件がうまく揃ったときに、ぶどうの粒にボトりティスシネレア菌が付き、果実の水分のみを蒸発させ、干しぶどうのような状態になり、糖度と酸味のみが残されます。
およそ1本のワイン(750ML)を作るのに必要なぶどうの量は1K。一粒の果実の水分が3分の2としても通常のぶどうの3倍以上が必要となります。
とてもコストの高いワインになるのですが、豊かな酸と、豊かな甘味により長期熟成が可能でなおかつ、味わいのグレードが計り知れないくらい高くなります。
ただ甘いワインではなく、酸味にしっかりと支えられ、心地よい飲み口と、熟成により生ずる得難いエレガンスを感じとれるからです。
なかなか得難いワインの1本でもあります。
能登は七尾の西田酒店スタッフおけいです(^^)v
おけいは、ワインをこよなく愛し、美味しいものには目がありません。
当店店長のユニークなマダム櫻子(利き酒師&ソムリエ)との二人三脚で能登の地酒とワインのコラボを紹介していきたいと思います。よろしくお願いします(_ _)