漏電火災にご用心

今年に入ってから火事のニュースが多いです。

もちろん火事と言っても様々な原因があります。今の時期で言えばだいたい、たばこ火、こたつ、石油ストーブ(近頃めっきり少なくなったかもしれませんが)などが思い浮かびますが、今年に入ってからの原因はそういうものではなく日ごろの適切な点検やメンテナンスによって防ぐことができるもの、漏電火災です。

今年に入っても印象的なのは六本木でスプレー缶のガス抜き作業中に火災、江東区の自動車工場で火災、富山県でも火災、そして石川県でも火災、とくに七尾市の大手食品メーカーの工場出火はこちらもかなりショックを受けました。ただスプレー缶の火災が漏電火災ではないことは言うまでもないことですが、いずれにしても共通しているのはやはり日ごろの適切な点検やメンテナンスが大切だということです。

という当店も大手電力会社の社員寮の自販機に飲料を補充することがありますが、当然ながら自販機も電気製品。点検やメンテナンスが必要です。

さて、漏電火災の原因は主に2つあるそうです。一つはコンセントに複数のプラグを差し込みすぎて消費電力が急上昇してしまう、つまり容量オーバー、もう一つはその複数のコードがもつれその間にホコリがたまりそれがコンセントに接することによって発火する、まあホコリです。問題の解決は、掃除ですね。

では容量オーバー問題の解決は何があるのか?それが節電タップです。

プラグが差さっていないのにスイッチがONだったり最後の写真だけなぜか汚れていたりですが。

まあこの器具があれば安全で電気代も節約できてお得なわけです。

また最近はあまり耳にしなくなりもう20年くらい前からよく言われていた待機電力についてですが、これは簡単に言えば電気製品、例えばパソコンやテレビ、電子レンジや炊飯器の電源をOFFにしてもコンセントからプラグを抜かないと電力を消費する、いわゆる電気代がかかるというものです。しかしよく調べてみるとパソコンやテレビの待機電力はあまりないそうでむしろかかる電気製品は電子レンジや炊飯器だそうです。とくに炊飯器は保温に相当な電力を消費するらしいのでご飯が残った場合はラップにくるんで冷凍庫に入れて保存したほうがよいそうです。

またたいていのコンセントは2口(ふたくち)コンセントでこれは100ボルト用コンセントというそうです。消費電力は1500ワットが限界、それを超えると発火するおそれがあるわけです。ちなみにアンペアは15ですが例えばそれぞれの電気製品は

テレビ1.34アンペア IH1.5~12アンペア 冷蔵庫1.5アンペア 掃除機2~10アンペア 電気カーペット6.8アンペア 電子レンジ10アンペア  アイロン10アンペア ドライヤー10アンペア などがあります。

こうして見ると電子レンジとアイロン、ドライヤーに要注意ですね。

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