花粉症(イネ科)

最近、花粉症に苦しんでます。いや発症したのは2005年ですから17年前、最近でもないか。いやスギ花粉はなんとかしのげるんですが、この時期のイネ科(雑草)に苦しめられています。イネ科と言えば東北地方、秋田県に古くから伝わる年中行事、なまはげの「泣く子はいねぇが~」を想起してしまいますが。いねぇが~をイネ科に変えると「泣く子はイネ科~」になりますから、あながち間違ってはないですね。

症状について簡単に言いますと。とにかくくしゃみ連発で目と鼻がかゆいです。いや目はなんとかなるんですが、鼻の先が。抑えてもとめどなくあふれ出ます。湧出する感じです。そのようなときはどうするかですが。鼻の穴にティッシュをまるめたものをねじりこみます。変な顔になるんじゃないかって?いやマスクをすればわかりません。

 
ほら、この通り。鼻血じゃないんですよ。2時間持ちました。2時間後は取り替えをお忘れなく。

まあ結局は最寄りの耳鼻科で処方された点鼻薬と薬を使ってしのいでいます。個人的には診察が終わった後に椅子に座ってノズルを鼻に当て吸入する時間が好きですが。よく見ると砂時計のようなディスプレイが表示されていて確かカラフルなカプセルみたいなものが時間とともに1個ずつ下に落ちていくディスプレイでした。その個数は全部で17個くらいでそのカプセルが全て下に落ちたら終了です。なんとなく発想がドクターマリオのゲーム(やったことないけど)じゃないかと思いました。その耳鼻科を出るときに、本日の花粉(イネ科)多い 32個という張り紙を見た瞬間に涙が出ました(17個よりも多いやないか)。条件反射ですね。

ちなみに調べましたが、花粉症を英語で表記すると。hay fever だそうです。hayは干し草。feverは熱。直訳すると干し草熱。イギリス発症の病気です。いや発祥かな、いやこの場合は発症も発祥も同じですね。いずれにしてもイギリスらしい。

さて、かゆい話ばかりではいけませんね。こんなときは満天の星空でも見て気分転換をした方がいいかもしれません。

その星空にまつわるワインの紹介です。

シデレウスと言います。これはラテン語で満天の星空を意味するそうです。ワインのラベルもそんな感じですね。
ちなみに交響詩「フィンランディア」の作曲者はシベリウス(1865~1957)です。何の関係もありません。

では何に関係があるのかと言いますと16世紀に活躍したイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイ(1564~1642)のある体験に由来するらしいです。まあこれも調べましたが幼少の頃に天文台の職業に興味をしめし、その天文台の望遠鏡で見て感動したのがこの満天の星空だそうです。ていうかガリレイは偉大なる天文学者、物理学者ですね。科学に関心のないカトリック教会が古くから崇拝してきた天動説に対して実験と検証の結果生まれた地動説を唱え古い教会の伝統と対立するわけですから。ただソクラテスとは違い結果的に負けを認めてしまい著書の出版も禁止されてしまいますがその反面、真実を追求した姿勢はとても革新的に映ります。

この赤ワインですがサンジョヴェーゼ50%メルロー25%シラー25%のフルボディです。サンジョヴェーゼと言えばイタリア トスカーナ地方の代表的な黒ブドウですね。ただそれにメルローというフランスボルドー地方のぶどうがブレンド。でシラーはボルドーではなくローヌ地方でよく耳にする黒ブドウ。国際色豊かなブレンドですね。とても飲みやすいそうです。
¥2475(税込)

そういえば過去にガレリオ・ガリレイと間違えてブログに書いたことがありますが、後日コメント欄に1の数字が。
そのコメント1は「わしの名前はガリレオ・ガリレイじゃ」でした。恥っずです。

そういえば今日はワイン教室(オンライン)開催日です。以下引用。
【日時:5月23日(月)19:00~ 場所:オンライン テーマ:ハリーポッターとリースリングの関係 会費:3,850円 (テイスティングのワイン「セレシン エステイト ドライリースリング2018」) 】です。
ただワインはシデレウスではないし、肝心のセレシン・エステイト ドライリースリングは完売してしまいました。後日動画があるかもしれません。そちらをよろしくお願いいたします。

最後に

本当に吸い込まれそうな星空ですね。いや青いから青空かも。ただこの星々の点々を見てますと。やっぱりイネ科の花粉に見えてきます(って最初に戻るんかい)。