東京マラソン2021と2015

昨日は新型コロナウィルスの影響で2年ぶりに東京マラソンが開催された日でした。

マラソン大会は、とくにフルマラソンは競技時間が長いのでトラブルやアクシデントが発生する確率が高い大会ですが。
印象に残ったことを3つ言いますと

キプチョゲ選手2時間2分40秒で優勝
世界最速日本人夫婦ランナーの誕生(ギネス世界記録更新)
チームメンバー代表者(服飾店経営)レジェンド終了

このことについて簡単に言いますとまずキプチョゲ選手は総じて強靭な走りだったと思います。どのくらい強靭かといいますとペースメーカーのコンディションを狂わせるほど。また今回コーナーか所で白バイか係員が誤ってコースの進行を狂わせた場面もありましたが、その後もペースダウンすることなく疾走しますからやはり強靭です。上半身も強靭でした。

次は世界最速夫婦ランナー鈴木健吾さんと一山麻緒さんについて、いやはやこれまたすごい。文句なしに、もって生まれた才能の夫婦と言ってもいいでしょう。しかも「2人で一番はうれしい」という名言も生まれました。そしてこの一流アスリートカップルの記録の前はアフリカ人世界最速夫婦ランナーの記録があった。しかし昨日その記録を35秒も縮めて更新した。こんな形とはいえこれまでにまったく太刀打ちできなかった日本人がアフリカ人を上回った瞬間が訪れたことが衝撃的でした。

そして、我らがチーム金港堂の創始者にして代表者、宮谷隆之さんのランナー人生の歴史的瞬間が訪れた日でもありました。ぼくは今現在もチームメンバーの中では端くれですが、その端くれをマラソンの世界に導いてくださった師匠でもあります。今から12年前の10月に入会しその入会条件として与えられた金沢百万石ロードレースがぼくの初レースでした。一番短い5㎞コースをそれこそゆるいジョギングで汗もかかずに走ったことを今更ながらに後悔しておりますが、その中で最も長い21㎞というハーフコースを全力疾走された方が宮谷さんでした。非常に苦しい表情で顎を上げながらゴールテープを切られる瞬間が印象に残っています。マラソンを理論的に考え少しずつ計画を立てて実行に移すことの積み重ねによって着実に実力が身に付いたのではないかと思うのですがただ如何せん実力はあっても運がありませんでした。どのくらいないかと言いますと2007年の第一回東京マラソンを初のフルマラソン出場にすると宣言されましたが厳正なる抽選の結果落選、翌年も落選、その翌年も・・・厳正なる抽選結果という文章を見飽きたと言われ気がつけば5年、10年を越え、そしてようやく今年願いが成就されたわけです。それにしても15年ぶりの快挙、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。ターニングポイントですね。

さて、ぼくも実は今から7年前に東京マラソンを完走しました。奇しくもこれが初のフルマラソンとなりました。実力はなくても運だけがあったのです。確か7年前にもブログを書いた記憶があるのですが検索しても表示されず写真も見つからないので昨日Facebookに投稿した写真を探して保存しました。5枚ありました。


おそらく小松空港で保安検査を受ける前に撮ったものだと思います。ご覧の通りバッグがパンパンですね。60cm×40cmという非常に厳しいサイズ制限があります。
そのバッグをさらに専用のビニール袋に入れたものです。パンパンがパツパツになりました。飛行機じゃなくて新幹線で行けばいいものと言われるかもしれませんが、確か北陸新幹線開業日は2015年3月14日。東京マラソン2015は2月22日でした。

カーボローディングのつもりなのか、ほぼほぼ炭水化物オンリーの朝食ですね。パンはおそらく空港の売店で買ったものだと思います。まあなんといっても気になるのは一番上のユーグレナの豆乳飲料ですが、おそらく牛乳だと日本人は乳糖不耐性の人が多いから途中でお腹がゆるくなると危ないからという理由で豆乳を選んだと思うのですが、結果的にこれを飲んでもお腹はゆるくなりました。そしてこの飲料はその日以来お目にかかっておりません。

ようやくスタート地点に立てました。ていうか観光ランにしたくなかったんでしょうか、おおよそ東京らしい風景がこれ1枚のみなんです。もっと撮っとけば良かった。

チームメンバーの女性からいただいた飴、いやチョコレートだったと思います。あと7㎞走れるだなんて、ということは35㎞地点でもらったものだと思います。それにしても大幅に体力を消耗する終盤でこれはすごい。うれしい。励みになります。この包み紙、まだ大切に保管してあるかな、もし来年当選したら持参しようと思います。

ちなみにぼくの東京マラソンの記録は4時間46分でした。チームメンバーの中ではワースト1~3ではないかと思いますが、その2か月後に加賀温泉郷マラソンが開催されました。石川県のマラソン大会では能登和倉万葉の里マラソンと双璧をなすほどの過酷なレース環境コースです。どちらの大会にも極めて激しいアップダウンの連続が待ち受けているわけですが、どちらかと言えば片山津、山代、山中という3つの温泉街を駆け巡る(登る?)加賀温泉郷マラソンの方がより過酷ではないかと思います(山が3つあるし)、しかしこの大会の記録は4時間26分でした。なんと東京マラソンよりも速かったのです。しかもこの短期間の内に?たまたま調子が良かったんでしょうか?今でも不思議なんですが。ということはもし仮に次回の東京マラソンの記録が4時間26分なら加賀温泉郷マラソンの記録は4時間になるんでしょうか?いやそんな虫のいい話のはずはないですね。いや別に東京にこだわらずどんな大会でも4時間を切れればとてもうれしいのですが。要は7年前を思い出せばいいのです。おそらくそれが一番の近道ではないかと思います。

次の記事

卒業式のうた